看護師が仕事と家庭の両立で直面する問題

看護師として働きながら家庭との両立を目指す看護師には直面する問題がある。
それは、家庭にいても仕事のことが頭から離れないことや、仕事も家庭も頑張りすぎて燃え尽きてしまうことである。
看護師は、人の命を扱う仕事のため、大きな責任がある。
真面目な看護師ほど重圧を感じやすく、家庭に戻っても仕事のことや患者のことが頭から離れないという看護師も多い。
仕事のことで頭がいっぱいになり、家事がおろそかになったり、子供と過ごしていても気持ちが子供の方に向かなかったりすることもある。
また、看護師の中には完璧主義で頑張り屋な人も多い。
そのため、仕事も家庭も完璧にこなそうとしてしまい、最終的に燃え尽きてしまうという問題がある。
これらの問題の改善策として、仕事と家庭の時間で自分の中のスイッチを意識的に入れ替えることがあげられる。
仕事を終えたら、どんなに気になることや心配なことがあっても仕事のことは一切考えないという強い意志を持つことが大切である。
逆に、家を出たり、子供を保育園や学校に見送ったりした後は、家庭のことを一時忘れて仕事のことに集中するようにする。
一番よくないのは、仕事と家庭のメリハリをつけずに常に中途半端な気持ちでいることだろう。
スイッチの切り替えはすぐには難しいかもしれない。
意識的にスイッチの切り替えができるようになるためには、切り替えを毎日の習慣の中に取り入れることが良いだろう。
例えば、私服からナース服に着替える時、ナース服から私服に着替える時にそれぞれスイッチを切り替えるようにすることなどがあげられる。